ステロイド軟膏の使い方教えます!殆どの方が勘違いする事とは?その2

前回の続きとなります。

前回の記事はこちらから
→ステロイド軟膏の使い方教えます!殆どの方が勘違いする事とは?その1


今回は副作用の点など気になることを記載してみました。

参考にして頂ければ幸いです。



ステロイド外用剤って怖い?使用するのは不安?

今、現状でステロイドの外用剤を使用するのが不安だ!という人が、

約8割います!(これがステロイド忌避に繋がって来ます。)

しかし、ステロイド軟膏について誤った知識が多いのも事実です。

大体の人が、ステロイド外用剤の副作用を具体的に知らずに漠然と怖がっているのが現状です。


漠然と怖がって使用しているので、中途半端な使用しかしないので、治るものも治らないんです。

そのため、しっかり説明を聞き、一緒になって治療をしていく事が大事になります。




不安にならないためにも副作用を理解しておこう!

不安になる理由としては、副作用がかなり大きいですが、

副作用自体を勘違いされている方がかなり多いです。

多い勘違いとして、

・リバウンドする。

・骨がもろくなる。

・一旦塗りだしたら止めれなくなる。

・顔が丸くなる。

・体に蓄積される。

・胎児に悪影響を与える。

・皮膚が黒くなる など


これらはかなりステロイド外用剤を使用する上で勘違いされる事が多いです。

上記に書いたのは内服薬のステロイド(プレドニゾロン)を使用した際に起こることがあります。



ステロイド外用剤を使用した際に起こりやすいのは、

乾皮症がおこりやすいです。

しかし、よくステロイド軟膏処方された際に、保湿剤と一緒に出ると思うのですが、

あれは理にかなっていて、乾燥するのを防ぎやすくするのでいいです。


あとは感染症ですね。

ステロイドはバリア機能を低下させるので可能性はあります。


最近わかってきたのですが、

ステロイド外用剤を使用すると皮膚が黒くなると言われていますが、

それはなく、逆に皮膚が白くなることがあると言われています。

ストロンゲストクラスのステロイドを長期に使用しているとなることがあるみたいです。

中止すれば元に戻るみたいですが。


あと、合う合わないはどうしてもあります。

例えば、湿疹が一気にひどくなったりすることもあります。

使用してみないとわからない事もありますので、

もしそうなった場合はしっかり医師の指示を仰いでください。




医師はこう判断している!ステロイド外用薬の使い分け方!

医師は症状をみて判断しているのですが、その判断基準があります。

ポイントは4つ。

①皮膚疾患、重症度による使い分け

②部位による使い分け

③年齢による使い分け

④基材による使い分け

この4つを軸に判断しています。


①皮膚疾患、重症度による使い分けなのですが、

そのままで、慢性のものか一過性のものか、範囲や重症度で

使用のステロイドの強さを決めます。


②部位による使い分けなのですが、

ステロイド外用剤は吸収しやすい部位があるので、

吸収しやすい部位には弱めのステロイド外用剤を使用したりします。

特に、顔、陰部は吸収しやすいので、使用の際には注意します。


③年齢による使い分けなのですが、

体の小さい赤ちゃんや幼児やご年配の方々は副作用が発現しやすいのも

わかっていますので、弱めのステロイドをしたりします。

ただ、赤ちゃんとかでもベリーストロングクラスのステロイドを使用することはあります。

赤ちゃんにアンテベートなど・・・

もちろん経過観察で、しっかり診る事が前提ですが。

副作用発現の有無のチェックも兼ねて、こまめに経過観察します。

顔でも頬や口周り辺りは吸収がいいので強めのステロイドは避けますが、

額などは比較的吸収しにくいので強めのを使用することもあります。


④基材による使い分けなのですが、

例えば頭皮にはローション剤を使用したり、季節でクリーム剤を使用したり、

その状況に応じて対応していきます。

ただ、効果でみれば、


軟膏>>>>>>クリーム>>ローション


くらいの差があると言われています。

その為、軟膏を使用されるドクターが多いと思います。


ステロイド外用剤の最近有効とされている使用方法とは!

今までは、ステロイド外用剤は徐々に弱めていく手段をとることが多かったのですが、

最近ではステロイドの強さはそのままで休薬期間を設けるような形をとることも

多くなりました。


昔は、ストロンゲスト→ベリーストロング→ストロングのように

治っていけばランクを下げていっていました。


今はストロンゲスト→休薬→症状がひどくなればストロンゲスト→休薬のような

形をとることも多いです。


現在の方法のメリットとしては、皮膚症状がひどくなった時に、

しっかり治療することが出来る点が上げられます。

弱めてしまうと、再燃を抑えられない可能性もあるため、

最近ではそのような方法をとるドクターも増えてきています。




まとめ

ステロイド外用剤も使用方法を色々見直されてきて、

少しずつですが、進歩していっています。

アトピーを治すのは簡単ではないですが、

それでも日常の生活の支障度合いは下がってきています。

これからも色々情報が入れば書いていきたいと思います。

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