ステロイド軟膏の使い方教えます!殆どの方が勘違いする事とは?その1


ステロイドの外用剤(軟膏、クリーム、ローションなど)について、

誤った知識を漠然と持っているので中々治るのも治らない現状です。

アトピーにもステロイドは使用される事が多いですが、

ステロイドは不安だ!など言われる方も多いので

今回はステロイドについて書いてみようと思います。


ステロイド外用剤のランクを理解しよう!

ステロイド外用剤(軟膏、クリーム、ローションなど)は5段階あり、

その中で使い分けられる事が多いです。

その5段階について書いてみたいと思います。


・もっとも強力なストロンゲスト

デルモベート軟膏、ジフラール軟膏、ダイアコート軟膏


・かなり強力なベリーストロング

マイザー軟膏、リンデロン-DP軟膏、ネリゾナ軟膏、テクスメテン軟膏、

トプシム軟膏、プテゾン軟膏、フルメタ軟膏、ビスダーム軟膏、

パンデル軟膏、アンテベート軟膏


・強力なストロング

メサデルム軟膏、ボアラ軟膏、リンデロン-V軟膏、べトネベート軟膏、

リドメックス軟膏、フルコート軟膏、プロパデルム軟膏(2015年中に製造中止)


・中程度なミディアム

アルメタ軟膏、レダコート軟膏、ロコイド軟膏、ケナログ軟膏、

キンダベート軟膏、グリメサゾン軟膏


・弱いウィーク

オイラックスHクリーム、プレドニン軟膏、テラ・コートリル軟膏、

エキザルベ


ジェネリックも加えればまだ種類はあるのですが、

大体これくらいが頻繁に使用される種類だと思います。


医師は同じベリーストロング(ベリーストロングに限りません)でも使い分けて出すこともします。

例:マイザーとアンテベートを使い分けたりもします。


ステロイド使用しているのに何故治らないの?

よくアトピーなど治らないと言われる方も多いですが、

適応なステロイド剤が出ていても効果が出ていない方も多いです。


これは、正しい外用剤使用が行われていないということが多いです。


何故こういう事が起こるのかと言いますと、

正しい説明がなされていないこと治療に対する不安、不満も解消されておらず話も聞いてもらえない。薬を出されるだけ。という事に尽きます。


そうなると、ただ漠然と使用してしまったり、あるいは自己判断で中止してしまったりなど、

治療の効果が得られず行く方も多いのが現状です。


それでは、そうならないためにもどうしたらいいのか?

答えは当たり前の事なのですが、正しい使用方法を説明するということです。

信頼を得れるように、納得のいくまで説明する事です。


次はステロイド忌避とアドヒアランスのついて書いていきます。

※アドヒアランス:患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けることです。


今回は長くなってしまいましたので、次回続きを書いていきたいと思います。



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